


僕もそんな毎日を過ごしていたことがあります。
この記事では、僕がいじめに遭ったときの体験談と、そのとき実際にどう乗り越えたかをお話しします。
同じように今悩んでる人に、少しでも「心を守る方法」が届きますように。
目次
はじめに
これは僕自身の体験談です。
全ての状況に当てはまる解決法ではないけれど、もしあなたの心が少しでも軽くなるならと思って書きました。
もし今すぐ助けが必要なら、迷わず家族・学校の先生・相談窓口・警察など、信頼できる大人を頼ってくださいね。
それと、僕も昔いじめに加担したことがありました。
だからこそ、ただの「被害者目線」だけじゃなく、冷静にいろんな側面から考えられるようになった部分もあります。
そんな僕の経験談として読んでもらえたら嬉しいです。
僕が経験したいじめ
中学生のとき、こんなことがありました。
- 仲間外れ
- 陰口・噂話
- 暴言・いたずら
幸いにも暴力やお金の要求はなかったけど、心をすり減らされる毎日でした。
仲間外れ
いつも一緒にいた友達グループから、突然無視。
話しかけても返事がない、視線も合わせない。
怖いのは、そこから次々に他の人も加担してくること。
誰が味方で、誰が敵かもわからなくなって、世界中に自分の居場所がないように感じた。
学校生活って、人生の大半をそこで過ごすから本当に苦しかった。
陰口・悪口
すれ違いざまに嫌味を言われる。
僕の知らないところで変な噂が広まる。
気付くとクスクス笑われる。
次第に誰も信じられなくなって、常に周りの声に耳を澄ませる癖がついてしまった。
「今、悪口言われた?」
「これもいじめ?」
もう普通の冗談さえ怖くて受け取れなくなった。
暴言といたずら
机に暴言が書かれる。
イスにノリを塗られる。
目立つ行動をすればするほど、クラス中の視線と笑いの的。
ついに、先生に相談したものの、改善するどころかエスカレート。
それでも「学校には行かなくちゃ」って自分を追い込んでた。
僕がとった対処法
僕が実際にやったのは、この2つ。
- 反応しない
- 信頼できる人を作る
順番に説明します。
反応しない
どんなに嫌なことをされても、徹底的にスルー。
暴言も、陰口も、いたずらも「なかったこと」にする。
だって、いじめっ子は“嫌がる姿”が見たいだけなんだ。
辛い顔をすると、向こうは楽しんで、さらに調子に乗る。
だから僕は「平気そうにしてやる」って決めた。
内心泣きそうでも、ポーカーフェイスで乗り切る。
信頼できる人を作る
これも大事。
僕は、家族・他のクラスの友達・部活の仲間・先生など、“この人なら絶対に裏切らない”と思える相手とだけ関わるようにした。
正直、いじめのことは言えなかった。
でも、その人たちと何気ない話をするだけで心の拠り所になった。
孤立しそうなとき、「自分には味方がいる」って思えたことが救いだった。
その後どうなったか
そんな日々を続けてたら、ある日いじめの中心だった子が「ごめん」って謝ってきた。
最初は疑ったけど、本当に反省してくれてて。
それから少しずつ他の子たちも謝ってきて、クラスの空気も変わった。
なんと、その中のひとりとは今でも親友。
「お前のこといじめたの、マジで後悔してる」って今でも言う。
僕が学んだ4つのこと
いじめを経験して、僕はこう考えるようになった。
① いじめとは戦わない
数の暴力には勝てない。
同じ土俵に上がったら負け。
だから僕は相手せず、やり過ごすことにした。
それだけでも心がすごく楽になる。
② 味方は必ずいる
加害者は、自分たちが悪いことをしてると知ってる。
だから外ではいじめのことを言わない。
でも、こっちは声を上げれば必ず味方になってくれる人がいる。
そのことを忘れないでほしい。
③ 逃げてもいい
どうしても辛いなら、逃げよう。
学校なんか行かなくてもいい。
いじめのせいで命を削るくらいなら、全力で逃げるべき。
「逃げるが勝ち」だって、ちゃんと勝ちだから。
④ 自分を見つめる
もし気持ちに余裕ができたら、自分にも反省点はなかったか考えるのもあり。
もちろんいじめが悪いのは絶対だけど、
「自分の態度が相手を傷つけたことはなかったか」
「空気を悪くしたことはなかったか」
考えることで、もっと良い自分になれる。
まとめ
最後にまとめます。
- いじめは反応しない
- 信頼できる人を作る
- 味方は必ずいる
- 辛ければ逃げていい
- 気持ちに余裕ができたら、自分も振り返る
今この瞬間が人生の全てじゃない。
いじめで苦しんでる人に、少しでも伝われば嬉しいです。
もしあなたも辛いなら、いつでも逃げ道を探していい。
自分を守るのが一番大事だからね。
僕の経験が、少しでもあなたの力になれたら嬉しいです。
ではまた、別の記事でお会いしましょう。